[PR]今日のニュースは
「Infoseek モバイル」
大峰参り(山上ヶ岳) [大峰]
長男に山へ行こうか、と誘うと「ええで」と積極的でも消極的でもない返事が返ってきた。さてどこへ行くか...
越中立山か、伊吹山か、伯耆大山か...いろいろ考えた末、行き先は大峰の霊峰、山上ヶ岳(1719m)に決定。
☆2005年 8/12
☆アプローチ:マイカー
☆同行者: 長男
☆コース: 洞川/大峰大橋 → 洞辻茶屋 → 西覗き岩 → 山上ヶ岳 → レンゲ辻 → レンゲ谷道 → 洞川/大峰大橋
近畿地方には男子が数えで13歳になれば大峰山上ヶ岳へ登り、一人前の男になった証を立てる慣わしがあったという。
社会科の授業で世界遺産「紀伊山地の霊場・参詣道」を知ったばかりの長男にとって、いい機会である。
自宅から近畿道・南阪奈道路を通り天川村へ。笠木トンネルが全通、ずいぶん便利になったものだ。
洞川の街を抜け大峰大橋の駐車場に車を停めた。
女人結界門をくぐって、なだらかでよく踏まれた登山道を登る。しばらくは禁欲して修行、修行(^^;
息子を先行させマイペースで歩くようにと指示。山伏さんの団体、男の子を連れたおとうさんとすれ違う。
息子は虫を探しながら歩いている。長い足でクモに似た虫が多い、ザトウムシ、という名前らしい。
お助け水
スギ植林帯が延々と続き、一本松茶屋、役の行者のお助け水で休みながら登る。
息子は、深緑で光沢の有るきれいなコガネムシを見つけ、手にのせて観察している。
「それはセンチコガネ、動物のうんこを食べる虫やで」息子はあわてて虫をほり投げた。
登っていくと沢源頭で自然林に入った。涼しい(^^) 高山の雰囲気が漂う草付帯、七曲がり道を頑張ると
洞辻茶屋に着いた。すこし早いが昼飯にする。
鐘掛岩からの眺め 真下にだらすけ茶屋が見える
【表行場】天気が良くなり、山頂方面が姿を見せた。だらすけ茶屋から行者道を進む。
まずは「油こぼし」のクサリ場だ。三点支持でクサリにぶら下がらないで登るようにと説明。
次は「鐘掛岩」だが、危険度が高いので巻き道を登る。巻き終えたところに鐘掛岩の上に登る
ハシゴとクサリがあったので行ってみた。とても見晴らしがよく、360度の展望が楽しめる。
真下に先ほど通っただらすけ茶屋が見下ろせる。すごい高度感だ。
鐘掛岩のクサリ場
【西覗き岩】登山道に戻り、等覚門をくぐるとすぐに西覗き岩に着いた。覗かせ屋?のおっちゃんがいて、
覗け覗けと薦められたが私も息子も固辞(^^;その代わりにカワラケ投げをやることに。カワラケに願いを書き、
向かいの鷹ノ巣岩にフリスビーの要領で投げて、当たって砕ければ願いがかなうという(ホンマかいな)。
おっちゃんは息子に「好きな女の子の名前を書いて投げろ」としきりに薦めていたが、果たして結果は...(^^)
あと少しで頂上 山伏さんと共に
大峰山寺本堂
【山上ヶ岳】宿坊の間を抜けひと登りで山上ヶ岳山頂の大峰山寺本堂に着いた。読経が響く厳かな空間。
お参りを済ませ、三角点へ。そして稲村ヶ岳が間近に迫る見晴らし台へ。
ヤレヤレ、おつかれさま。エッ、疲れてないって。
稲村ヶ岳・大日山 山上ヶ岳より
【レンゲ谷道】下山ルートは悩んだ末、レンゲ谷道にする。ハシゴが連続するヤセ尾根。洞川からの表登山道は
整備が行き届き、行場付近を除くと危険箇所は無かった。それと比べると大違い、厳しい山道だ。
下り坂の足運びがよく分からない、と長男は言う。そこで私が先行し、マネをして下るようにと指示。
きつい下りだったが、ササと自然林が美しく、野生のシカが飛び出してきそうな雰囲気がいい。
レンゲ辻へ下ると大峰大橋方面から小中学生の団体が上がってきた。この子達が通過できるなら、
長男も問題ないだろうと、すこし安心。きついジグザグの坂を下る。ガケ上のトラバース箇所が多いので、
よそ見をしていると谷底へまっ逆さまだ。小学校低学年の子供が歩くには厳しいだろう。
流れに沿って下るようになるとしばらくで林道に出た。下っていくと車を停めた大峰大橋駐車場に戻ってきた。
登りより下りの方が太腿の筋力が必要で疲れた、と長男。膝が笑っている。洞川温泉に直行して疲れを取ろう...
登山道 西の覗き岩付近
長男に、今日一番印象に残ったところはと聞くと、即座に鐘掛岩の上、と返事が返ってきた。
子の成長は速い。今日のルート、もう少し苦戦するだろうと思ったのに、余裕で踏破されてしまった。
体力的に互角になってきたので、これからはどこの山へも同行できるようになるだろう。
一緒に歩いてくれれば、だけど...期待せずに楽しみにしておこう...
小学生の息子さんをお持ちのあなた、息子さんと一緒に大峰参りはいかがですか...いい記念になりますよ(^^)
ファミリーハイクへ
TOPへ
山と仲間と囲炉裏村へ