
深山からおぐらたわへ

深山775mピーク(東側の笹尾根より)
☆地図: エリアマップ 「北摂の山々」
☆登った日: 2002年 3月2日(土)
☆天気: 曇り
☆単独行
☆アクセス: マイカー
☆参考コースタイム:
府道の登山口 (9:40) → ササ山のピーク[775m峰] (10:20) → 深山山頂 (10:30〜10:35) →
→ 741m峰 (11:00) → 天引林道の峠 [おぐらたわ] (11:15) → 府道の登山口(11:40)
【歩いて深山へ】 るり渓ファミリー牧場上の三叉路北側の「深山ハイキングコース」と書いた所
から入山する。この登山口、マイカーの場合、駐車場所に迷うが、三叉路を西へ天王寄り100m位の
所に2台分の駐車スペースを発見。ところで深山へは学生の頃から何度も登っているが、これまでは
全て自転車利用のサイクリング登山だった(頂上まで車道があるから...)。歩いて頂上めざすのは
初めてだ。
【深山南尾根】 少し登ると、右にゴルフ場。よく踏まれた登山道はゴルフ場に沿って北へゆるやかに
登り、ゴルフ場のはずれから左へ尾根に取り付く。クマザサが現れ、前方にササ山のピーク[775m峰] を
望み快適。振り返ると横尾山・剣尾山。775m峰は360度の視界、あいにく曇り空だが開放的。
深山山頂のレーダードーム、東の741m峰付近の笹原が印象的。笹原の中に切り開きの線が延びている。
ピークを下り、左へ曲がると車道に出るが曲がらずに直進する登山道を進む。少し進むと右に741m峰方
面に向かう踏跡が分かれるが、そのまま直進。
【深山山頂】 いくつかピークを越えて深山山頂へ到着。今日もラジコングライダーで遊ぶ中年男性が
2人。グライダーは音も無く気持ち良さそうに飛んでいて、なかなか面白そうだ。頂上の鳥居をくぐり、
御神体岩の周囲を一周。いつ来てもいい眺めだ。[山北面、北尾根からの踏跡は前来た時よりはっきり
してきているようだ。浅井牧場跡に産廃?のようなものが置いてあるのが見える。バイクモトクロスに
興じる人達が豆粒のように動いて見える。
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| 深山山頂直下 |
深山山頂 おぐらたわ付近より |
【深山東の笹原へ】 このまま来た道を戻るだけでは面白みに欠けるので、いつも気になる東側の
741m峰へ足を延ばすことにした。登るときに目をつけておいた分岐に戻り、東側へ下る。道はすぐに
笹のブッシュに隠れる。笹が背丈より高い所もあり、どことなく前回の投稿で触れた剣山から三嶺への
縦走路を思わせるが、幸い足元の切り開きは明瞭で足場はとても良い。所々笹の背が低い所も有り、
振り返ると775mピークから深山山頂にかけての笹尾根のスカイラインが大きく立ち塞がる。
下った後で少し登り返すと尾根上で三叉路に出る。この付近の地形や道は「かねちゃんのHP」の
妻恋地蔵さんの記事が詳しく、左右の道は大正古道という名の古道という。右へ尾根をたどると道が
3方向に分かれる所へ出た。右の道は幅が広く林道のようだ。
中央の道はヤブの無いシングルトラックだ。741m峰へ向かうため左側の一番不明瞭な道を進む。
【おぐらたわへ】 相変わらず笹のブッシュをわけ、松の木がずらりと並ぶ741m峰に着いた。
西に深山山頂が望まれる。地図上三角点がなく、最高点がどこかもはっきりしない。東へ下る踏跡が
何本か有ったが無視。頂上を道なりに北の方角へ進んで行くと、道は天引林道の峠(おぐらたわ)の
方向への下りとなる。少し不明瞭になるが構わず下ると古い林道に降り立った。すぐ右に尾根の乗り
越しとゴルフ場が見える。おそらく天引とるり渓高原間の古道の峠「こぐらたわ」付近と思われた。
古い林道を東に少し下ると舗装された天引林道の峠「おぐらたわ」へと出た。峠を越えると、すぐ
右側がゴルフ場となる。左側の山林もゴルフ場の所有地らしいが、天狗山方面の登山口と思しき踏跡が
所々に見られた。車道を車まで歩き、帰路に着いた。
− 深山今昔 −
「深山に登りにいかへん?」と友人が言い、「うん、行こか。」と私は答えた・・・
このやり取り、最近の会話ではありません。実は今から30年余り前・・・
万博の翌年、私が小学5年(!)の頃、当時の親友T君と私の間で取り交わされた会話です。
当時の深山は頂上に深山宮やレーダーは無く、クマザサの手強いブッシュをかき分けて
登るベテラン向きの山。エリアマップの赤松氏が「秘境さながら」「取り残された所」
とコースガイドで表現した秘峰でした。その後、昭和55年に頂上に深山宮やレーダー
ができ、東麓にはゴルフ場ができました。確か深山付近に自衛隊のナイキミサイル基地
を建設する計画もあった筈・・・
そんなこと色々ありましたが、幸い今でも深山東面にはクマザサの原っぱ手強い
ブッシュをかき分けて進むコースが残っています。
T君はなぜ深山に登りたいと言ったのか? 今もって謎です。
このときの山行、結局クマザサの深山山頂と共に幻となってしまいました。
もし実現していたらどんな珍道中になったことやら・・・
私が深山に初登頂したのは昭和58年4月、「秘境さながら」と言われた
深山を私も知りません。
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