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四国剣山から三嶺をめざすが...(2001年夏の記録)
☆地図:エリアマップ「四国剣山」
☆2001年 8月10〜13日
☆単独
☆行程 本文に挿入
麓から長い登山道を詰めて剣山へと登りました。お会いした地元の方々の厚い人情に触れた山旅でした。
剣山〜三嶺の縦走路はヤブ尾根が丸一日延々と続き、北摂・丹波をホームグランドとするものとしては
日頃の鍛錬の成果が問われます。残念ながら三嶺までは行けず、高知側へのエスケープとなりました。
剣山から次郎笈(1985年)
8/10 貞光へ
【徳島へ】 お盆前のせいか車が多く、バスは30分遅れで徳島駅着。JR徳島線に乗り換える。
四国上陸は16年ぶり4回目。なお大阪梅田発阿波池田行きバスに乗り美馬で降りれば貞光へ
徒歩2km、交通費は安くつく。ローカル列車に乗るのが楽しみな私はJRを使うアプローチを
選んだ。
【貞光の夜】 貞光駅で列車を降りる。降りた列車が夕闇の中へ消えていくのを見送る。
味のある木造駅舎。今日はできれば柔らかい寝床にありつきたいが、もし宿がなければ
”ステーションホテル” だろう。駅前は町外れらしく商店もない。ブリキ板にペンキで
書かれた地図を見て、町の中心へと向かう。ビジネスホテルを見つけて当たってみると、
たまたまキャンセルがあり空いているというので素泊まりすることに。晩飯を宿の外へ
食べに出る。丹波篠山を彷彿させる落ち着いた町並み。大衆食堂に入って天ぷらとビール、
それだけでは足りなかったのでホカ弁を買う。暗い街の中をハッピ姿の大人子供が大勢歩いて
いる。どこへいくのか、何をするのか..阿波踊りの稽古だった。太鼓の音が静かな町並みに
響き渡る。静かな町の暗闇が華やぐ...この町に旅してよかった。
【見の越行きのバスは無し】 宿に戻るとホテルのフロント(というよりおかみさん)に
呼び止められた。「明日の朝、見の越までのバスは出ないよ、どうやって登るつもり?」、と。
私は剣橋から見の越まで歩くつもりと答えた。ホテルのフロント兼喫茶店では名古屋からきた
50代の男性登山者がカンカンに怒っている。バス会社に事前に問い合わせて見の越行きが
あるといわれてきたのに来てみると走ってないじゃないか、と。(バス会社の応対は当てに
ならない。)「まあまあ、そう怒らないで。せっかくここまで来たんだから、タクシーで
見の越まで行って山を楽しんでくださいよ。」と私はおすすめした。徳島の地元紙が置いて
あったので見ると、一面左に「三嶺天狗塚の行方不明者無事下山」とある。おかみさん曰く、
「田舎だもんで、他に記事がないんさ。山の遭難はいつも一面記事よ。」
へーっ、と思いながらもそのときはすぐに忘れてしまった。
川西池田 14:15 ┼┼ 15:10 舞子 16:00 ⇒ 17:30 徳島 17:54 ┼┼ 18:40 貞光 (泊)
8/11 剣橋から剣山・一ノ森へ
【うだつの町並み】 朝一番の剣橋行きバスに乗るため6時前に宿を出た。この町に来て
知ったのだが、貞光は家の間口の装飾である”うだつ”の残る町並みだ。ちなみに”うだつが
あがらない”の元々の意味は、住宅装飾に金をかけるほどの甲斐性がない、ということらしい。
うだつの残る民家は剣山方面へ向かう道沿いに多い。早朝で誰もいないうだつの町並みを、
バス待ちの間じっくり散策。うだつは2つとして同じものがなく、比べて回ると面白い。
ところで屋根の装飾といえば鬼瓦を思い浮かべるが最近町中ではあまり見かけなくなった。
沖縄のシーサーは今でも個性的なものが盛んに作られ、今の時代に活きづいている。うだつは
どうなのだろう。
【忘れられた剣山巡礼道】 バスは険しい渓谷、一宇峡を奥へ奥へと登る。心細い山道をバスは
進み終点の剣橋へ着く。降りたのは私一人。しばらく見の越方面に車道を歩くと閉まったクラフト
工芸店があり、その前の川に人専用の橋が架かる。小さな道標があり、葛篭尾堂方面への登山道の
入口とわかる。人2人並んで歩けそうな、しっかりした道だが苔の緑に覆われている。昔多くの
人が歩き、最近は誰も歩かなくなった...そう道は物語っているようだ。道の周囲には古い石垣
や住居が建っていたと思われる平らな空間が続くが、今は全てが杉林の中。葛篭尾堂で一度車道と
合流した後、再び左山腹へ山道は分け入る。暫く登ると最奥の一軒家の前に出た。庭先に出ていた
奥さんが下りて来られ、「登山道はこっちだよ。刈り払いやってなくてすまんね。」と茂った道を
鎌で手入れしてくれた。ありがとうございます。ホテルのおかみさんは、「最近は剣橋からの道は
誰も通らんよ。」と言っていたが、聞くと茂っているのは麓だけで、奥へ行けば道はしっかりつい
とるよ、という。カヤトの刈場跡のような斜面を抜けると杉の植林帯となる。朝一番早速の急登、
蒸し暑く、汗汗汗..登るにつれて遠くの谷川の流れが聞こえるようになる。他には音のない世界。
豊かな森に育まれた水の豊富さを音が物語る。地図にもある山道が左から合わさり、起伏の少ない
中腹を進む。霧が立ち込めて来た。幽玄の世界。でも道は広く、しっかり踏まれているので迷う不
安は全くない。尾根を回り込むと谷川の音が近づく。古い飯場の跡を過ぎるといつしか自然林の中
を進むようになり、谷を大小3本越える。水がうまい!古くは剣山巡礼のみちだったのだろう、
古い道しるべや御地蔵様が佇む。3本目の沢を越えると尾根の登りとなり、暫く進むと目の前に
車が見え、ラフォーレ剣山の広い駐車場に飛び出した。まるで六甲山のような山登りのフィナーレ、
幽玄世界と現実世界とのギャップに戸惑った。
【霧の夫婦池】 とはいえ登山者に安らぎの場を提供するラフォーレ剣山前広場はありがたい。
ここで大休止とし、霧で濡れたウインドブレーカーをしばらく乾かす。ここからしばらくは車道歩き
となり見の越へと向かう。少し下ると左手に夫婦池が現れる。但し霧の中。周囲300m位の池と
思うが対岸が見えない。池を一回り。時折通る車以外音のない世界。再び車道に戻り尾根を乗り越す。
祖谷谷源頭の尾根をひとつひとつ乗り越えながら車道はなだらかに下る。下るに連れて霧が少しずつ
薄くなり、行く手に見ノ越の家々が見え出した。剣山は見えないが天気は好さそうだ。
【知る人ぞ知る見の越の手打そば】 見の越には11時に到着。剣神社の長い階段、土産物屋、
手打ちそば屋、リフト乗り場と広い駐車場、峠のトンネル...前回は徳島から川井峠を越えて
自転車でこのトンネルまで登ってきた。懐かしい。( 前回の記録「剣山から石鎚へ!」 )
トンネルを潜ってかつて登った坂道と再会...こちら側は霧が無く晴れ渡っている。
トンネルを戻り、まだ少し早いが昼飯とした。「見の越に手打ちそばのうまい店があるよ。」と
ホテルのおかみさんが言っていたので入ってみることに。山菜そば、あめご塩焼き、ビールを注文。
テレビでは高校野球中継。そば本来のあく強さを活かす素朴な味でこしも十分。うわさに違わず
実にうまい!貞光の宿で教えられて来た、というと70歳を超えていると思われる御主人はそば打ち
をするときに気を使うことなどを実演で色々と教えて下さった。そばは繊細なので、御土産にほしい
売ってくれ、と言われてもクーラーボックス持参の人以外には売らないという徹底ぶり。またその日
の分しか打たないので夕方になると売り切れになることが多いそうだ。確実に口にするには昼前に
行くか、予め予約しておくべきだろう。そば屋の御主人、おかみさん、いつまでもお元気で!
【剣神社名水】 見の越から中腹の西島まではリフトもあるが勿論歩いて登る。ビールが回って
ほろ酔い気分の中、剣神社の長い石段を登る。不謹慎者です、剣山の神様どうかお許しを...
リフトの下を土管のトンネルで潜り、杉の大木の中を登る。急な坂が続き、汗汗汗...ビールの
酔いは一辺に吹っ飛んだ。リフトの終点が見え出すと笹原の登りとなる。・・・天気はだんだん良く
なり、剣山山頂方面も雲間から時々姿を見せるようになった。 )^o^( リフト終点の少し上で
道は三又に別れる。左へ行けば一ノ森、中は剣山頂へ直行、右剣神社経由剣山・次郎岌。右へ。
中腹を巻く道。すれ違った登山者の一人が 「やあ、ここで会いましたな。」と声をかけてくる。
見ると昨日宿で怒っていた名古屋のおじさんだ。満面の笑み。良い山だったよ、と顔に書いてある。
山を楽しめて何よりでした。(^_-) 次郎岌へ行く道と別れ、左へ急登すると剣神社下の御神水の
前に出る。休んでいる人が多く、暫く並んで口にする。やっぱりうまい。
【剣山頂へ】 少し登ると剣神社の前に出て剣山頂直通道に合流。一気に登山者増える。
頭上に頂上雲海荘の青い屋根が見えてくる。あそこまで登れば...最後の急登を頑張り、
頂上手前の御社へ到着。山頂は広い笹原、笹原保護の木道を辿る。木道にはテラスが数多く設け
られており、大勢の登山者が休んでいる。その数ざっと300人!展望は360度、四国第二の
高峰に恥じない素晴らしさ\(^○^)/ お目当ての次郎岌は惜しくも雲に隠れて見えない。
【一ノ森】 さあ今晩はどこに泊まるかと考えた末、剣山の賑わいを避けて一ノ森へ向かうことに。
一ノ森へはなだらかな尾根続き。人の姿もまばらになった樹林帯をしばらく下ると西島からの道と
合流。すぐに道は二股に分かれる。左は一の森山頂北側のトラバース道、右は山頂を越える道。
右へ笹原の中を登り山頂へ。剣山方面はあいにくガスがかかる。一の森ヒュッテはすぐ下に見える。
たまたま2人部屋個室が空いていたので泊めてもらうことに。この小屋は木屋平村営。髭がトレード
マークの小屋主のおじさんを筆頭に親しみやすい小屋。こじんまりとした家族的な雰囲気が魅力。
夕食も村でとれたアマゴの塩焼き。手作りの味がいい。 ★★★★★! 入日を見に山頂へ行く。
打って変わってきれいに晴れ上がり、剣山の円頂、左に次郎岌、その間に三嶺がほっそりと立って
いる。美形だな... 元々、次郎岌から丸石を越えて奥祖谷かずら橋へ下りる計画だったが、
明日は一頑張りあの山を目指そうか!
貞光 6:18 ⇒ 7:20 剣橋 → つづらお堂 → 9:50 ラフォーレ剣山 10:10 →夫婦池 →
→ 11:00 見の越(昼食) 12:00 → 西島 → 大剣神社御神水→ 13:15 剣山頂上 →
→ 14:00 一ノ森/一ノ森山荘(泊)
8/12 次郎岌を越えて三嶺をめざすが...
【気になる白骨林の山】 朝5時前に起き、一ノ森山頂へ。今日も晴れ\(^○^)/
南に続く尾根に道があり(槍戸→、と道標にはある。)、白骨林が印象的なちょっと気になる
一の森の南のピーク(槍戸山1820m)へと続いているようである。小屋でヘルパーをしているおじさんが
時間が有ったら行けと勧めてくれた山で、1時間位あれば往復できるという。しばらく進むとナタ目が
なくなり、シコクザサのブッシュへ突入する。ヤブ山愛好家にはオススメしたい山だ。朝食前に登って
くるのは難しそうなので引き返すことに。また次の機会に行こう!
【天涯の花キレンゲショウマ】 朝食を済ませ御主人にお礼を言って小屋を後にする。西島から
一ノ森へ向かう巻き道の途中に行場がありキレンゲショウマ群生地が有るという。ちょうど花の
盛りの頃だというので寄ってみることに。湿っぽい森の急斜面一面に黄色い花が咲く様は壮観!
この花は宮尾登美子の小説「天涯の花」のモチーフで、映画やドラマにもなり映像ではおなじみだ。
この後剣山に登り返し山頂小屋で休んだ。壁には「天涯の花」ロケ時の写真が貼ってある。
キレンゲショウマの花
【次郎岌】 剣山頂小屋で時計を見ると8時過ぎ、少し遅くなった。これからの長い行程に備え、
小屋で草餅をたくさん買って食べた。剣山から西へ笹尾根を下る。いよいよ憧れの山、次郎岌の優美な
山容が間近に迫る。山頂の下で三嶺方面への巻道が右に分かれる。ここにザックを置き手ぶらで次郎岌
を往復。頂上へ着く直前からガスがかかり始め、残念ながら何も見えなかった。
山頂には約20人の登山者。
【ヤブ山との遭遇】 ザックをデポした地点へ戻り、いよいよ三嶺への縦走路に入る。
巻道の途中にはおいしい水場がある(この先、尾根道上に水場はない。なおエリアマップではこの先、
高ノ瀬山の南に水のマークがあるが藪が茂って近づくのは困難!当てにできない! (>_<) )
縦走路は緩い下り、よく整備されていてしばらくは鼻歌交じりで歩いていたが...
丸石手前の剣山スーパー林道へ下る道との分岐まで来ると鼻歌道は左へ下り、縦走路はシコクザサの
密生に埋没するようになる。ちょっとビビらされるヤブ山縦走の予感に緊張しながら前進。
ササをかき分け丸石のピークに着く。北側の笹尾根がとても感じがよい。頂上で大休止。さてさて
このままヤブを縦走するか、それとも丸石避難小屋まで行って奥かずら橋に下るか、チャレンジャーと
慎重分子が心の中で葛藤する。
【三嶺へ行こう!】 相変わらずヤブの中を前進すると、少し明るい平坦な樹林帯の尾根歩きとなる。
足場は悪いが良い感じの道。すくすくと伸びた樹林帯の雰囲気はとても良い...よし、気合、体力、
食料、日程いずれをとっても不安はない。三嶺まで縦走しよう!と心に決めた。・・・ちょっと遅く
なったので今日は白髪山避難小屋泊まりか? 丸石避難小屋は無人だがしっかりした造りの良い小屋だ。
右に奥かずら橋への道が分かれるのを見送り直進。しばらくはヤブの薄い道が続き高ノ瀬避難小屋跡へ
着く。荒れ果てて利用できない。
【高ノ瀬山の水場は当てにできない】 次に高ノ瀬山への登り、エリアマップでは登山道は南側を
トラバースするように書かれている。但し実際に行ってみると、トラバース道の入口と思われる所に
古くて読めない道標はあるものの、南側斜面方向へは背の高い下草が密集し、到底辿ることは出来ない。
従ってマップに記載の高ノ瀬山南面の水場へも容易に近づけないので当てにしないほうが良い。
ケモノ道同然の踏跡をテープ印を頼りに尾根通しを進み、高ノ瀬山の山頂へと着いた。高ノ瀬山からは
きつい下り。こちら側のトラバース道入口は全く不明。ところでなぜこの縦走路、エリアマップで
赤実線なんだろう?破線で書くのがピッタリだけどねえ...
【ヤブ山の最深部でケガ人と遭遇】 高ノ瀬山から下ると、ヤブ山に突入して初めての登山者に会った。
但し会った50代男性、なんとケガをして立ち往生していたのだ!一番近い避難小屋まで私の足でも
2時間、麓までなら4〜5時間はかかる山奥。私は携帯を持っていたので110番通報して救助を求め
るよう勧めたが、当人は自力下山を希望して譲らない。救助を要請すると新聞の一面記事になってしまう
ので仕事に差し障りが出るんだ...というのがオジサンの言い分だった。貞光で見た新聞記事のことを
思い出す。長々と押し問答した結果、結局オジサンの望みに従うことに。指示に従って木を切り松葉杖を
組み立てた。その人は十分な食料とテント寝袋持参というので気をつけて、と言って別れた。
【石立分岐周辺】 縦走路を地図記載の石立分岐へと登り返す。おそらくコース中でこの付近が最も
踏跡不明瞭な部分。テープ印が途切れる部分もあり、間違って石立山方面の尾根に迷い込むとえらい
ことだ。石立分岐がどこにあるのかはわからずじまいで通り過ぎ、ケモノ道をかき分けて進むと、
ササ山のピークを遠くに望みながら主稜線南側をトラバース気味に登るようになる。視界が開けて
背後南側に中東山から石立山方面の稜線、眼下には深く広い谷を見下ろすことができる。
そして行く手の道がササ山のピークの方まで続いているのが見える...但し足場は相変わらず
悪いまま。シコクザサの根や茎を踏んずけながら前進する。
【絶景! 笹の台地】 長い笹斜面を巻き終え、主稜線に戻ると...見事なササの台地に飛び出した。
言葉では表現できない別天地!この風景見ただけでもこの縦走路へ来た甲斐があった...
...残念ながら写真はありません。見たい人は現地へどうぞ!...笹の台地の向こうに三嶺が
見えれば言うこと無し...残念ながら頭を雲の中に隠してお出ましにはなりませんでした。
(この日三嶺はついに一度も見れずじまいでした。)
【白髪山避難小屋へ】 笹の台地から少し下りたところで携帯電話で自宅へ連絡。すると突然雨が
降ってきた。先を急ごう。このあとはササの斜面から樹林帯へと下りアップダウンをいくつかこなすと、
突然サッカーコート3枚分位の広い笹原に飛び出した。白髪山避難小屋がその一角に立っているのが
見える。天気が悪いので今日はここで泊まることにする。小屋には先客が1名、50代の男性単独行で
相当のベテラン登山者だった。エリアマップに「往復15分」と書いてある水場は意外と遠く、
笹原から一旦南側の樹林帯の谷底へ下る必要がある。往復30〜40分。あまり道が良くないので注意!
その後休んでいると若い登山者が、さっき私が会った男性が動けなくなってテントでビバークしている、
と飛び込んできた。携帯電話を持っている私のところへ行って110番通報してくれとの伝言。そして
若い登山者は救助を求めるため名頃へと下っていった。こんなことなら、ケガ人と別れた直後に110番
しておけばよかった。当人の希望に対し気を使いすぎた、と反省。小屋周辺は圏外だったため、白髪分岐
まで駆け上がり110番通報して救助を求めた・・・(携帯は白髪山避難小屋一帯は圏外、白髪分岐まで
上がればいきなり高知側と通話可となる。)
一ノ森 6:30 → 7:10 行場(キレンゲジョウマ群落) 7:20 → 7:50 剣山 8:00 →8:30 次郎岌 8:40 →
→ 9:30 丸石 → 10:00 丸石避難小屋 → 高ノ瀬山→11:00 ケガ人と遭遇 13:00 → 石立分岐 →
→ 14:30 白髪避難小屋 (泊)
8/13 白髪山から下山
【雨の白髪山】 この日は朝から時雨模様のため、三嶺へ行くのはやめて白髪山経由下山することに
した。白髪分岐まで登り、三嶺への道を右に見送り、左のなだらかな尾根を行く。白髪山山頂はガスが
かかって何も見えず。左斜面に良く整備された下山路があり一気に下りて林道に合流。
【林道を下る】 ここからは長い林道歩き。深い渓谷を見下ろしながら延々と下る。約2時間後にバス
終点の久保影まで下りてくるが、なぜかバス停の丸いポールは見当たらない。バスはどうやら朝の便が
出た直後らしく、次は昼過ぎまでないらしい。よし、里歩きだ!! 暑いので登山スタイルをTシャツ
・短パン・スリッパ履きのリラックスしたスタイルに着替え、山里の一車線道を歩き出す。山里の家並
みを見ながら歩くのも好いものだ。
【エピローグ】 着替えてから約3〜4キロ歩いただろうか。初めてよろずやが有ったので、ビールを
買って大休止する。店番のおばあさんが「ずっと歩くのかい。」と話し掛けてくる。そしてサービスだ
よと、おつまみをひとつ頂いた。そこへ一台車が停まりコーヒーを買う男の人が...おばあさんは
「この人の車に乗ってけ。」と勧めてくれた。ということで図らずもヒッチハイクすることに。
よろずやのおばあさん、ありがとうございました。いつまでもお元気で!男性は30代半ばの地元の人、
山仕事をされているのか、無口で朴訥な方だった。高知へ出るという男性に土佐山田駅まで送って頂い
た。見ず知らずの登山者を乗せて下さりありがとうございました。
こうしてヤブ山での思わぬハプニングがあったものの、地元の方々の数々の人情・御好意に触れた
剣山〜三嶺方面ハーフ縦走を終えた。怪我されたオジサンは無事下山されただろうか...
白髪避難小屋 6:00 → 6:40 白髪山 → 7:00 白髪登山口 → 9:20 久保影 → 10:00 酒屋の前
⇒(ヒッチハイク)⇒ 土佐山田
土佐山田┼┼ 岡山 ┼┼ 新大阪 ┼┼ 川西池田
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山と仲間と囲炉裏村へ